千葉刑事事件 相談室

  • TOP
  • 弁護士紹介
  • 事務所概要
  • アクセス
  • サイトマップ
043-224-9622 受付時間 平日9:30~17:30
  • HOME
  • ご家族ご友人が逮捕された方へ
  • 刑事手続きの流れ
  • 私選弁護を選ぶメリット
  • 刑事事件の種類と対応
  • 解決事例
  • 当事務所の特徴
  • 刑事事件への思い
  • 相談の流れ
  • 弁護士費用
  • 事務所概要

業務上横領(会社が被害届けを取り下げ、不起訴処分)

被疑者段階→結果:不起訴処分

 

事案の概要

会社の経理であったAさん(女性)は好きな男性に貢ぐため、会社の会計処理をごまかして5年間に渡り合計約5000万円のお金を横領しました。本件が発覚し、Aさんは会社から告訴されましたがお金の流れが複雑であるため直ちに逮捕勾留されることはありませんでした。Aさん自身長い期間に渡りお金を使い込んでいたため正確にはその金額を把握出来ない状態でした。

 

弁護活動

会社側の弁護士に示談の申入れをしましたが、会社側は、あくまで刑事手続で処罰させるという姿勢を崩さず示談の見込みはありませんでした。
他方で警察の捜査においても横領の具体的な日時や方法を証拠上明らかにすることが非常に困難であってAさんがこの点について何度も警察署で説明を求められることが続き刑事手続も一向に進まない状況でした。
そのため会社はAさんに対し民事上の損害賠償請求の裁判を起こし(時効成立の直前でした)約1億円の請求をしてきました。そのためこの訴訟に対しても応訴して金額を争いました。
 
この間検察官が証明出来る金額は500万円程度であり検察官からもこの金額を被害弁償すれば起訴にはならないという示唆を受けたため会社側に500万円の弁償をしようとしましたが、会社側が受け取りを拒否したため供託の手続を取りこの事実を検察官に報告しました。
その後民事裁判においてもこちらが認める金額の範囲で長期分割払する和解が成立しこれと同時に会社側は業務上横領の被害届を取下げることとなりました。

 

弁護士コメント

業務上横領事件は長期間に渡ったりその横領の態様が複雑であったりすると警察がこれを証拠に基づいて証明することが極めて困難であり捜査のために長時間を要するなど警察の方で捜査を断念せざるを得ない事案も多数見受けられます。従って被害弁償をすることは基本ですが弁護人の指示に従って対応していくことにより最初は頑なに刑事処罰を望んでいた被害者も最終的には示談せざるを得ない場合が多くあります。起訴される以前に示談が成立すれば不起訴になることはほぼ間違いありません。従って弁護士の適切な指導・指示が求められる事案です。

当事務所の横領・業務上横領解決事例

業務上横領(会社が被害届けを取り下げ、不起訴処分)
 
 

本サイト全体の目次
 

ImgTop3.jpg

  • 県民合同法律事務所 千葉中央駅 徒歩1分
  • 地図
  • TEL 043-224-9622

Copyright(c) 2013 県民合同法律会計事務所|千葉県弁護士会所属(京成千葉中央駅徒歩1分) All Rights Reserved.